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Yes and … Programの近況について Part1

SILsメンバーの平田です。

現在SILsでは劇団FAX代表 玉井による「演劇に学ぶスピーチ:プレゼン術〜自分をさらけ出す〜」の準備が着々と進んでおります。そのほかにも9月以降のプログラムを企画中ですので、ぜひご期待ください。

さて、現在開講中の Yes and… Programですが、昨日8回目を終え、残り2回となりました。そこで今回のブログでは、Yes and… Programで行ってきたことを少し振り返ろうと思います。

Yes and…第1回目〜第5回目(全10回)までの振り返り


第1回目では、受講生の皆さんが自己紹介をしたのち、今回のテーマが発表されました。テーマは「学際的研究」です。

受講生の皆さんの中には学際的研究という言葉を初めて聞いた方もいらっしゃったようで、授業後にインターネットで調べてみたり、知り合いに聞いてみた方もいたようです。

では、「何を」学際的研究するのか?何について話し合うのか?

その議論の対象が「洪水・水害の防災」と発表され、「洪水・水害の防災を学際的研究する」ことが最終ゴールとなりました。

しかし、議論を始めるにしても学際的研究は縦割りの既存研究分野をやみくもに寄せ集めたら完成するわけではありません。もちろん各分野には一長一短があり、それを認識することから始める必要がありました。

そこで第2回〜第5回までは、「人文科学」「社会科学」「自然科学」の3グループに分かれて、「〇〇科学における洪水・水害の防災」という観点で調べ学習を行いました。そのため、一旦学際的研究から離れ、各分野の「研究目的」と「手法」に着目し、それぞれを深く掘り下げることに主眼をおきました。

調べた内容が積み重なっていくと、各分野が明らかにしたいことが徐々に明確になってきました。その一方で、各分野の限界性に気づく受講生も見受けられ、他分野を取り入れる必要があるとの議論が生まれたグループもありました。

また、洪水・水害の防災というテーマの特性上、かなり自然科学分野の進度が早く、一方で人文科学分野、社会科学分野は苦戦していたような印象を受けました。しかし、結果的にはどの分野も一定の方向性は見出すことができたように思います

この調べ学習を終了時には、各分野に対してグループレポートを課し、「各分野から見た洪水・水害の防災研究の目的」「手法」「各分野が重きを置いているもの」についてまとめてもらいました。また、個人レポートも課し、「自分の言葉で〇〇科学における洪水・水害防災」について論じてもらいました

それらをもとに、第6回目から全体でのディスカッションに移り、各分野での調べ学習、グループ課題の内容を踏まえ、「各分野の代表」という意識を持って議論を進めてもらっています。その様子はまた次回のブログでお伝えします。お楽しみに!

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