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演劇的手法によるプレゼン術が終了して

目次

・プレゼンテーションワークショップ開始。初対面の壁を取り払う

・普段あなたはどのようにお話していますか?

・成果発表会

 ・プレゼンテーションワークショップ開始。初対面の壁を取り払う

 SILs代表理事の嘉澤です。
更新が遅くなり申し訳ありません。これまで行ってきたことなど、これからブログで報告をしていきますので
今後とも何卒よろしくお願いします。

 8月に行いました、SILs Program2021の「演劇的手法によるプレゼン術~自分をさらけ出す~」が終了しましたのでご報告いたします。
京都大学内で三日間、対面でのワークショップを行いました。

 久しぶりの対面でのワークショップで、とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。

 今回講師を務めた玉井は劇団運営も行なっており、これまでも様々なワークショップの開催や参加をしており、その経験値の高さを存分に見せつけてくれました。とても心強かったです。

 彼の経験値の高さがうかがえたのは、やはりワークショップ最初のアイスブレイクでした。

 人は初めての人と顔を合わすと、多少なりとも緊張してしまうものだと思います。さらに現在のようなコロナ感染予防が続く状況ですとなかなか初対面の人と顔を合わせて会うという機会が少なくなり、今まで以上に緊張をしやすくなると思います。

 玉井は初日に身体を動かしながらお互いを認識し合うアイスブレイクを長めに取り入れ、初対面の壁を上手に取り払っていました。

 最初は、部屋の中をランダムに歩行し、自分の左隣に来た人とすれ違う時に名前を呼んでハイタッチします。慣れてきたら、次は右隣の人とすれ違う時に腕を組んで回るというルールが追加されます。最初は名前も知らず、お互いに声もかけることのなかったメンバーが、笑顔で取り組むようになったことがとても印象的でした。

他人との心の壁をとる上で、共に体を動かすこと、そして接触し声を交わすことが非常に効果的なんだと実感させられました。

 対話がメインとなるワークショップなので、初対面の壁をどのように取り払うかは最初の大きな問題ではありましたが、おかげでとてもスムーズに三日間を終了することが出来ました。

・普段あなたはどのようにお話していますか?

 今回のワークショップはプレゼンテーションでも、特に話し方に注目したワークショップでした。しかし、ただノウハウを教える講義形式のものではなく、「プレゼンターそれぞれが持つ特性を生かす話し方を学ぶ」ということが、本ワークショップの特徴です。

 大きな舞台、大勢の人の前で話す時、大きな期待をかけられている時、落ち着いてプレゼンするために人は「いつも通り」を心がけると思います。

 その「いつも通り」とは何を指すのでしょうか。

 人にはそれぞれ特有の自然体を持っています。

誰かの真似をしたりすることよりも、その人の自分らしさがているスピーチには、聴衆を惹きつける力があります。その「自分らしさ」を出すためには、あなたが普段無意識に行なっている癖をしる必要があります。

 普段あなたはどのように人と話していますか?

 普段あなたはどのように息継ぎをし、アクセントはどこに置いていますか?

 普段あなたは話す時、どこに手を置いていますか?手を動かしますか?それとも動かさないですか?

 今回のワークショップでは、参加者が興味あること、今熱中していることを参加者同士で雑談しているところを撮影し、どのように話しているのか、強調したいことを話す際にどのようなアクセントや間で話しているかを調べました。

 そして参加者はその話し方を真似てみて、

 意識して話すと、間やアクセント、話すスピードが無意識に話している時とどれだけ乖離しているのかを実感してもらいました。

 「いつも通り」を実行することは、どんなことにおいても難しいことですが、まずは目指すべき「いつも通り」の基準を把握することが力を発揮する上で非常に大切です。

 今回のワークショップでは参加者それぞれが楽しみながら、いつも通りを演じる難しさを感じてくれていました。

 また、玉井からは普段皆が話している最中に無意識に行なっている、間やアクセント、声量、動きが聴衆にとってどのような効果があるのかを演出家の立場から話してもらいました。

 私自信も目から鱗の講義でとても面白かったです。

・成果発表会

 最終日、「いつも通りに話す」ということ、話し方や動きが聴衆に与える効果を理解した上で、事前にこちらで用意したお題について5分程度のスピーチを行ってもらいました。

 台本をそれぞれ用意して、その台本をどのように話すかについて皆が一生懸命練習していました。各自が練習している所へ玉井がそれぞれ回り、言葉のアクセントや身振り手振りのタイミング、その意味について指導をしていました。受講生の方々は、教えてもらったことを取り入れながら、何度も練習してスピーチの完成度を高めていっていました。

 

 成果発表では、それぞれの表現方法で個性豊かに皆がスピーチしてくれました。

 初日にも人前で少し話してもらったのですが、皆、初日とは別人のようなスピーチをしてくれて、その変化にとても感動しました。

「話し方」というのは社会人として働くと、様々な場面で要求されるスキルです。

 今回のワークショップはきっともっと多くの人に役立つものに成長していくだろうと強く感じました。今後も継続しながら、SILs全員でより良いものに仕上げていけたらと思っています。

 今回参加していただいた方、本当にありがとうございました。

 SILsでは今後も様々なイベントを行っていきます。

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 今後ともSILsをよろしくお願いします。

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